四十九日で、関東から四国の墓へ納骨。関東の骨壺は大きくてびっくりです。どのように骨壺を運ぼうか悩んでましたが、何とか骨壺が入るバッグを見つけました。話を聞くと地域によって納骨の仕方が異なるようですが、田舎の納骨の仕方も変わってきたようです。
関東の骨壺サイズ
関東で母親が亡くなったものですから、関東で葬儀をあげて、四国の墓に納骨をすることにしました。
関東での葬儀は、家族葬の小さなお葬式を利用。
広告通りの値段とはいかないまでも、コースを選べば何から何までやっていただけて、とても楽でした。
田舎の葬式はご近所さんがすべて仕切ってくれますが、遺体の受取りから、葬儀屋との打ち合わせ、焼き場の手配やらでかなり大変です。葬儀のあとの挨拶回りや香典返しなどでも時間を取られることを考えると、広告以上の値段がかかってもこういうところに頼むんで良かったです。
さて、関東の葬儀でびっくりしたのが”骨壺”です。
四国だと直径15cmぐらいの骨壺で、主要な骨をひろったあとは処分してもらいます。
関東の骨壺は、直径21cm程度で、骨をすべて入れました。箱に入れると25×25cmで高さ30cm以上に。とにかく重いです。
骨壺をどう運ぶか
この重い骨壺を四国までどうやって運ぶか悩みました。
車だと恐らく20時間ぐらいはかかります。
キャリーバック、スーツケース、リュックサック、布の袋、探しましたが意外と骨壺が入るサイズのバッグはありません。
ようやく見つけたバックがこれ。
ちょうど26~28cm角のバッグです。助かりました!
飛行機に持ち込めそうにありませんので、新幹線で移動することに。
親不孝と思われるかもしれません。
しかし、私も歳だし、重い骨壺を運ぶのは厳しいんです。
宅急便もあるみたいですけど、さすがにそれは気が引けます。
昔は骨壺を墓に納めていたんですが
昔は骨壺を墓にそのまま納めていましたので、この大きな骨壺が入るか不安でした。
しかし、住職によると”現在は布の袋に入れ替えて納骨している”とのこと。
大阪では土に返すために布の袋に入れて納骨していると聞いたことがありましたが、田舎の納骨も変わったんですね。
さて、問題は残った骨壺です。
この重い骨壺を持って帰るのはちょっと...
お墓に文字を入れてもらった石屋に代金の精算にいくと、骨壺は無料で処分してもらえるとのことでした。
ラッキーでした。
おわりに
今回は良い経験になりました。
結局、石屋さんに墓の魂を抜く方法、お願いの仕方、お礼の仕方などを教わることが出来て助かりました。
私のお寺の場合ですが、
- 戒名を供養するお寺で付けてもらわないと、供養していただけない。
- 亡くなるとすぐにお寺に連絡して、戒名を付けてもらう。何時に連絡してもOK。
- 亡くなってから49日の前日の曜日ごとにお勤めをする。計7回。
- 納骨までに位牌を用意し、お墓に文字を彫る。
- 納骨の際は、葬式で使った白木の位牌、今後供養する位牌、骨、線香を持って行く。
- お供えは、米、果物、お餅、小豆の入ったもの、お花。お米は墓に蒔くので一握り。
つぎは、お盆、一周忌ですね。また勉強です。
ちなみに、アイキャッチ画像は、田舎の写真です。
自然豊かなところで育てていただきました。ありがたい気持ちで一杯です。
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