Pythonが流行っていますね。いったい何ができるのか、どうして注目されているのかに興味があったのですが、ネットではプログラム教本や勉強会などへの勧誘の記事が多くて、なかなか本質がわかりません。一方、まじめな記事だと難しくて理解できません。
結局、入門書である”Pythonゼロからはじめるプログラミング”を購入しました。
プログラミング言語が直感的で初心者に取っ付きやすく、数値処理や図化などのライブラリが充実している。HTMLデータの検索、画像処理、ビッグデータやAIへの応用などへの活用範囲が広いなど、Pythonの特徴が何となく理解できました。プログラミングを一から始める方には良い教材だと思います。
Pythonの入門書を比較チェック
オフィスに近い三省堂書店へ、Pythonの書籍を見に行くことにしました。
結構ありますね。大きく分けて、入門書の類の棚、隣には”データ処理”、”画像処理”、”Excelの効率化”、”Web関連”、”AI関連”などの項目別の棚がありました。
小生は迷わず入門書の棚で、書籍を比較することに。
三谷純著の”Python ゼロからはじめるプログラミング”(2021年5月24日初版第1刷発行、1,880円税別)を購入することにしました。
入門書は結局どれもだいたい同じ構成ですね。
だったら見やすくて新しいもの、そして安価なものを選ぶべきです。
5月下旬に出た本ですが、記述されていたPythonのバージョンは3.9.4でしたが、実際に小生がダウンロードしたバージョンは3.9.6でした。どんどんバージョンアップされてるんですね。
Python入門書の特徴
著作権上の問題がありますので、ここで本書の内容を説明するわけにはいきませんので、特徴を書いておきます。
プログラミングがはじめてという方を対象に、文法やプログラムの基本知識が書かれています。変数やif文による条件分岐、for文、while文などから始まっていますが、この時点でFortranでプログラムを作ってきた小生には言語がアバウトすぎるように感じてしまいます。
つぎに、クラスやメソッドの使い方や作り方まで分かりやすくは書かれていますが、小生自身は実際にプログラミングしてみるなどの練習が必要かと感じました。
最後の章には、テキストファイルの読み書き、データの集計とグラフ化、画像処理、Webスクレイピングなどの応用範囲の概要が示されています。
最近のプログラミングを見ていると、範囲が広いですね。
科学技術計算を得意としている小生には一から勉強が必要です。
結局Pythonとは?
現時点ではハッキリわかりません!というのが正直なところです。結局、使ってみてから実感できるのでしょうか?
本書を読んでの感想は、ずいぶん簡単な言語で、ユーザーが自由に必要なクラスやメソッドを新しく定義して活用できる、一度プログラミングした内容の活用が楽、ライブラリーの分野が豊富といったところです。
最大の特徴は、オブジェクト指向型言語(インスタンスとクラスという概念をもとにプログラムを作ることを前提にした言語)である点です。Fortranで脳みそが出来ている小生には、ちょっと厄介です。
科学計算に利用したい場合には、Pythonがコンパイラ方式でなく、インタプリタ方式というのも気になるところです。計算時間はFortranの方が早いのでは?
いずれにしても、ハード自体が大容量化、高速化している現在ではプログラミングが簡便で共同開発がやりやすい言語が好まれるのかもしれません。
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